高校野球部の補欠部員に焦点を当てた青春映画『ひゃくはち』の特別試写会が28日、都内で行われ、主演で補欠部員を演じた若手俳優の斎藤嘉樹と中村蒼が舞台あいさつを行った。
映画は、神奈川県の甲子園常連校である京浜高校の補欠部員がベンチ入りをめぐって奮闘する物語。タイトルの「ひゃくはち」は、硬式ボールの縫い目と人間の煩悩の数を表している。
斉藤と中村は、明治大学應援團吹奏楽部による生演奏に合わせ、京浜高校の補欠部員がレギュラー部員を応援するときに披露する“京浜サンバ”を踊りながら登場。斉藤が緊張した面持ちで「おはようございます!」とあいさつすると、客席からは思わず笑みがこぼれた。
物語の核となる野球シーンを撮影するため、ふたりは連日、厳しい特訓を受けたそうで、斉藤は「すごくきつかった。最初の練習で3、4時間も走らされて、次の日は足がパンパンになった」と笑顔でコメント。中村も「練習中は監督のことを鬼だと思っていた。でも出来上がった作品を見たら猛特訓を受けてよかったと思った」と振り返った。
エースでもヒーローでもない補欠部員を演じたことについて、斉藤は「補欠もそれなりに一生懸命頑張ってる。今後、野球を見るときは補欠ばかりに目が行きそう」と話し、中村も「補欠にもこんな感動的なドラマがあるんだと思った。これからは目線を変えて甲子園を見たい」と語った。
『ひゃくはち』
8月9日(土)より、テアトル新宿ほか全国ロードショー